サックスを家で練習しても騒音は大丈夫?自宅で吹くための方法とは?

サックス 家

サックスを家で練習したいと思っている人は多いのではないでしょうか?
サックスの練習場所に関しては、以下のページでいろいろと紹介していますが、家で練習できれば移動時間を練習に充てられるので効率的です。

仕事で忙しい人でも家で練習できれば毎日出来るので、上達するのも早くなります。


とは言え、サックスの音はどのくらい大きくて、騒音などで近所にどのくらい迷惑をかけるのか?
とても気になると思います。


このページでは、サックスの練習を家でやるための方法について解説していきます。


※我が家の環境ではご近所さんの理解もあり、夜遅くない限り自宅でも練習できます。
「最近、サックスの音聞こえないけどまだやってるの?」と聞かれたこともあります。
最近では、比較的予約も取りやすいので、スタジオを借りて練習しています。
なので、このページの情報は実体験のレポートではありませんので、ご了承ください。

ヤマハやカワイの防音室なら家で練習しても大丈夫!レンタルや評判は?

家で練習するための防音室は、一般的にはヤマハかカワイで販売・レンタルしています。
ほとんどの方はヤマハの防音室を利用しているようですが、カワイの防音室も紹介します

 

「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」とは?

ヤマハの「音レント」では、楽器のレンタル以外にも防音室のレンタルもやっています。
防音室は、自宅にユニット式の防音室を設置・レンタルしてくれるもので、「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」と言います。
防音室の広さは、0.8畳からとなっています。
使用する楽器からどのような防音室が最適なのか選ぶことが出来ます。

「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」の料金や性能について

レンタル料金は、1ヶ月10,000~20,000円ほど。
最短のレンタル期間が12ヶ月なので、レンタルするにしても12ヶ月分はレンタル料金が必要になります。

※ただし、2019年11月7日より「お試しプラン」がスタートしました。
お試しプランであれば、最短レンタル期間が6ヶ月となっています。
6ヶ月後にキャンセルできますが、レンタル終了の申し込みをしない限り自動的に延長となります。

エアコン有りとエアコン無しとでは1万円くらいの差があります。
エアコン無しでは日本の夏は耐えられないと思います。
冬は逆に暖房なしでも大丈夫かもしれません。
自分の家のエアコンがあるところに防音室を設置する人が多いようです。
家にいるときは、ほとんど防音室で生活するようにライフスタイルを変え無ければならないかも。
防音室で寝るのはおそらく無理なので、ドアを開けている必要があります。


インターネットで申し込むこともできますが、ヤマハの店舗なら全国にありますので、店舗で相談の上申し込むことをお勧めします。
防音室を設置しようという人は、隣との距離が短い(ほとんどない)という人だと思います。
そのような場所には、おそらくヤマハの店舗があると思います。
最寄り駅に無くても電車で30分以内にはあると思います。
決して気楽に買える(レンタルする)ものではありませんので、やはり店舗に行って実際に体験するくらいの労力は使っていただきたいですね。
音レントで取り扱いの店舗を検索できます。

音レント


「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」は、購入することもできます。
新品で購入すると100万円くらいします(その他運搬料や組み立て代金も別途かかります)。
レンタルの場合は、途中で購入することもできますし、支払い済みのレンタル料を引いた金額で購入することが出来ます。
※「お試しプラン」では購入することはできません。


気になる防音の効果ですが、防音室の遮音性能によって異なります。
性能とは、「Dr-35」や「Dr-40」といったものです。
ちなみに、「Dr-35」とは35デシベルの遮音性能です(「Dr-40」とは40デシベルの遮音性能)。

数字で言われても分からないと思いますので、実際に比較した動画をチェックしてみましょう。
ヤマハからYoutube動画がアップされています。

防音室のすぐそばでは、音が漏れていますが、家の外からではほとんど聞こえません。
ただ、音というのは、空気の振動ですから聞こえないからと言って気になる可能性もあります。
夜遅い時間には使用しない方が良いでしょうね。

家の中ではそれなりに聞こえてしまうので、家族(同居人)からクレームが来るかもしれません。

 

「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」の評判は?


「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」は、良い評判もあれば悪い評判もあると言ったところでしょうか。
騒音の感じ方は人それぞれですし、近所の方も感じ方は違いますから、効果を感じた人もいれば効果が無かったと感じる人もいます。
当然、家の環境も影響しますよね。
マンションでは1階に設置するのと2階以上に設置するのとでは、全然違います。
防音室を設置する人の下の階に住んでいる人がいる場合、防音効果は少ないようです。


基本的には価格を安く抑えるために防音効果は多少「目をつぶる」設計になっていると思った方が良いですね。
納得いく防音室を設置するのならそれなりのお金を出した方が良さそうです。

カワイの防音室「ナサール」とは?

(株)カワイ音響システムからも「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」と同じような防音室が発売されています。
「発売されています」と書いたのは、「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」のようなレンタルがないからです。
価格は、0.8畳サイズの防音室で税抜き45万円~となっています。
基本的には、ヤマハとの違いはあまりないので、カワイの防音室に関しては、簡単に紹介する程度にします。


カワイの防音室「ナサール」は、サイズの種類がたくさんあるのが特徴です。
ユニットタイプでは、0.8畳~4.9畳まであり、カスタムサイズでは、2.0畳~10畳まであります。
また、「Dr-50」の高遮音タイプの防音室もあります。
高遮音タイプは、ドラムの練習や録音用に使用する防音室です。


防音効果については、性能的には「Dr-30」「Dr-35」「Dr-40」ですから「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」とあまり変わらないと思います。

 

カワイの防音室「ナサール」の評判は?


カワイの防音室「ナサール」にはレンタルがありませんから楽器練習のためだけに設置するのは少ないようです。
音楽専門学校に通っている(または受験する予定)の人やプロの演奏家の人が設置しています。
ネットに書いている暇がないのか?そもそも導入事例が少ないのか?その辺はよくわかりませんが、評判については不明です。

「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」と「カワイ ナサール」を比較

比較と言ってもあまり変わらないですし、他にも比較しているサイトはありますが、全く違ったことを言っているところもあります。
明らかに違うのは、「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」にはレンタルのシステムがあるが、「カワイ ナサール」にはレンタルがない、ということ。
レンタルのシステムがある「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」の方が気楽にスタートできるのではないでしょうか?
組み立てや設置の時間も「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」の方が短い(簡単な)ようです。

「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」と「カワイ ナサール」って結局どうなの?

正直、サックスを趣味でやろうとしている人には、敷居が高いかもしれません。
レンタルのシステムがある「ヤマハ アビテックス(YAMAHA AVITECS)」は比較的敷居が低いです。


部屋の中に部屋を作るので、天井が低くなる場合もあるので要注意です。
天井が低い防音室を設置してしまうと頭痛がするようです。
30分も耐えられない人もいるとか。
家で練習するのですから30分や1時間しか使わないなんてことは無いですよね。
空いている時間があればすぐに練習ができるように自宅に防音室を設置するのですから、何時間も練習したいですよね。
それなのに、30分も防音室にいられないのであれば、本当にもったいないです。


前述しましたが、まずは、取り扱いの店舗へ行って体験してみてください。
そして、いろいろ聞いてみてください。
ただ、マイナスとなるようなことは言ってくれないかもしれません。


当然、店舗に設置してある防音室と自分の家とでは環境が違うので、実際に設置してみないと分からないこともあるはずです。
頭が痛くなったり、クレームが来るような場合には、早めにキャンセルしてしまった方が良いと思います。

サックスの消音器(e-Sax)ってどうなの?消音効果や評判は?

ヤマハやカワイの防音室について簡単に紹介しましたが、やはり値段がネックになると思います。
しかも設置してみなければ実際の防音効果が分からないのでは、今すぐ導入しようとはいかないですよね。
そこで、サックスから出る音自体を防音(消音)してしまえという製品がe-Sax(イーサックス)です。

e-Saxは、サックス本体を丸ごと覆ってしまうサックスケースのような形をした消音機です。
トランペットやトロンボーンのような金管楽器は、音の出る場所が「ベル」のみですから「ベル」を塞いでしまえば消音になります。
サックスなどの木管楽器は、「ベル」以外にも穴が開いていて穴から音が出ています。
また、楽器自体も振動して音を出しています。
ですからサックスの「ベル」を塞いでも消音にはなりません。
なので、サックスのケースのようなe-Saxでサックス本体を覆って消音する仕組みです。

 

e-Sax(イーサックス)の評判は?

一番肝心な消音効果については、やはりそれぞれ感じ方が違うようです。
「思ったより音が小さくなった」という人もいれば「思った良り音が大きい」という人もいます。
共通しているのは、人の話し声よりやや大きい音とかテレビの音と同じくらいである。
「夜遅い時間に吹くとクレームが来ると思う」
など。

使用感は、とにかく重い・・・。そして蒸れる・・・。
サックスの重さプラスe-Sax(イーサックス)の重さなので、首や肩が痛くなる。
密閉されるので、当然蒸れます。
手がべたべたして指が動かしにくくなるかもしれませんね。

手首がある程度固定され動かしにくいと感じる人もいました。
また、低い方の音が出しにくいと感じる人もいました。
原因は、音の出る部分が覆われているので、出しにくいのではないかと思います。

e-Sax(イーサックス)の特徴は?

評判の部分でも書きましたが、消音効果は「ある」と言って良いでしょう。
ですが、とにかく重いので、持ち方に工夫が必要です。
立ったままでは厳しいので、椅子などに座って吹くことになります。
本体を股に挟んで吹くかサイド(右横)にして吹くかになります。
アルトサックスなら両方可能ですが、テナーサックスの場合は、股に挟むのも厳しいかもしれません。
バリトンサックスのペグのようなエンドピンがあると重さが軽減されるかも?


また、手を入れる部分が男性だときついようですが、女性だと逆に緩すぎて音が漏れてしまうようです。
リストバンドやタオルなどを巻いて対応している人もいます。


購入後もいろいろと工夫(苦労?)している人も多いですが、防音室を設置するよりも安いので我慢して?使っているようです。

e-Sax(イーサックス)の使い方は?

e-Sax(イーサックス)の使い方はそれほど難しくありませんが、サックス本体のメーカーによって(特にビンテージなど)セッティングが上手くいかない可能性もあります。
実際の店舗にて、セッティング方法や使い方を教えてもらった方が良いかもしれません。


e-Sax(イーサックス)にサックス本体をセットします。
詳しいセット方法は、マニュアルに書いてあります。
セッティングが終わったらストラップを装着し、両腕を入れます。
後は、通常の吹き方と同じです。

また、e-Sax(イーサックス)は、AUX IN端子にCDプレーヤーなどを接続して伴奏を聴きながら吹くことも可能です(ヘッドフォン端子も別にあります)。
さらにLINE OUT端子に録音機器を接続すると自分の演奏を録音することもできます。


以前は、メトロノームもついていましたが、最新バージョンでは削除されました。
メトロノームは、スマホアプリもあるのでそちらを使えばよいでしょう。

 

e-Sax(イーサックス)の購入方法は?

e-Sax(イーサックス)は、株式会社ベストブラスが作った商品ので、株式会社ベストブラスのホームページでも購入することが出来ます。
ただ、管楽器専門店が近くにあればそちらで試奏させてもらった方が良いです。
実際に使ってみて重さや使用感など体験してから購入するかどうか決めた方が良いです。
(店舗に置いてあるか確認してから行ってくださいね)

もちろん、楽天やアマゾンでも購入可能です。
ポイントなど使えるので公式ホームページで購入するよりこちらの方がおすすめです。

★★★★★楽天のリンクを貼る★★★★★

 

e-Sax(イーサックス)って結局どうなの?【まとめ】

e-Sax(イーサックス)は、家(自宅)で練習したい人のための消音器です。
カラオケボックスや音楽スタジオなど大きな音を出せる施設があればよいのですが、お金もかかりますし、やりたい時間に出来ないなどの制限もあります。
自宅に防音室を設置するのも簡単ではありませんし。

ただ、e-Sax(イーサックス)もそれなりの値段がしますから、とても悩みますよね。
考え方としては、「サックスを吹きたいけど練習する場所がないから吹けない」とサックス自体を諦めなければならない人は、購入すべきと思います。
e-Sax(イーサックス)を購入すればサックスの練習が出来るのなら是非購入してください。

防音室や消音器などを使わずに練習する方法とは?

サックスは、防音室や消音器などを使わなくても練習する方法はあります。
もちろん、気兼ね無く思いっきり吹くより限定的になりますが、それでも効果的な練習方法もあるのです。

 

サックスの練習は家でも出来る?音を出さない練習法!

音を出さない練習法とは、運指だけの練習法です。
管楽器は、「吹く」ことと「指を動かす」ことの2つの動作で演奏します。
もちろん、どちらも大切なことではありますが、音を出す練習が出来ない状況では、指を動かす練習をするしかありません。
しかし、運指の練習をするだけでもいろいろありますから、音を出せないからと言って何もしないのでは勿体ないです。


指を動かす練習では、スケール(音階)やコードトーンの練習などたくさんあります。
スケールだけでも12個のメジャースケールもありますし、マイナースケールやブルーススケールなどたくさんあります。


サックスは、演奏しながら「口の形は大丈夫か?」「腹式呼吸で吹いているか?」「正しい指の動かし方をしているか?」「正しく構えているか?」などいろいろなことを意識しています。
このうち、指の動かし方だけでも無意識にできるようになれば、他のことを意識して吹けるのでより素晴らしい演奏が出来るようになります。

 

サックスの練習は家でも出来る?小さな音で練習する方法!

サックスを小さな音で吹く練習は、ある程度音量をコントロールできるようになってから行いましょう。
アンブシュアや腹式呼吸がある程度できるようになるまでは、音量を意識しないで吹く方が良いです。

リードは出来る限り音が出やすいものを使いましょう。
普段は大きな音を出しても耐えられるようなリードを使いますが、小さな音で吹く場合は、多少使い古しのものでも大丈夫です。

練習方法としては、普段通りロングトーンやスケールなど基本的な練習を行いましょう。


小さい音で吹くと腹式呼吸が正しくできるようになったり、噛みすぎが矯正されたりと意外な?効果が得られます。
普段、余計な力が入りすぎている人は、力が抜けて綺麗な音が出るようになります。

サックスの練習は家で出来るのか?【まとめ】

サックスの練習を家で行うためには、自宅に防音装置(防音室など)を設置したり、e-Sax(イーサックス)などの消音器を使用するなどの方法があります。
また、音を出さないで指だけの練習や小さい音で練習する方法などもあります。


しかし、これらの練習方法は、スタジオやカラオケなどで大きな音で吹くよりも何かしらの制限があります。
どれくらいサックスの練習をしたいのか?どれくらいサックスを愛しているのか?どれくらいお金を掛けられるのか?など人によって違いがあるので「コレ!」というアドバイスは難しいです。
もちろん、一人で決められるものでもありませんので、家族やご近所さんと相談の上出来る限りストレスのない環境を作ってください。

サックスの練習場所に関しては「サックスの練習場所」の記事も参考にしてください。

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